後始末。
白河の運転会から、早くも1週間がたつ。2日間楽しんできたのはいいけれど、帰ってきてからの後始末をしないと収まるところに収まらない。要するに出した車両をしまえないということ。何か?それは車輪の汚れ取りである。走行前、どんなにレールを磨いても、いろんな車両が走れば、元から車輪に乗っている油分がゴミや埃を集めてどうしても車輪に汚れが付着してしまう。場合に寄っては、ゴムタイヤでも巻いたかと思うくらい汚れるものだ。自分でもびっくりするくらい汚れる。
そこで車両を片付ける前に、とにかく車輪だけは拭いてからしまうことにした。昔、そのまましまっておいて、しばらくぶりに出して走らせようとしたら。走らない!車輪を見ると汚れがこびりついて、キサゲみたいなもので削って落としたことがあった。
今回の運転会では、走らせた車両も少なかったが、10両編成3本くらいあると結構時間が掛かってしまう。
それでは、機関車から。とにかくワニ口クリップの付いたコードで電気を流して車輪を廻しウエスで汚れをふき取る。
これは、つぼみ堂のEF81だが、センターピンをワニ口でつまんである。TOMXのものは、屋根上モニターに点検用の端子があるものもあるので、そこをつまんで作業をした。
今回の目玉だった24系寝台客車は、車輪を台車からはずして汚れを拭く。こうやって見ると、さながら集中台検の様。当然車輪は、点検順で、各車使いまわしになる。最近のTOMXの車輪は、はめ込みがゆるいので、両側いっぺんに拭けないので、結構面倒だ。
続いてキハ181系。これは、車輪をはずすのに、台車を取り外さないとカバーがはずせない。特に、前後で、動力台車と付随台車と形が違うので、組み付ける時に注意しないとならない。特にキサシは、トレーラーなのにやっぱり同じように前後で違っている。
その代わり、動力車は、裏蓋がそのまま外れるので、動力台車ごとはずす必要が無い。車輪もトレーラーと違って硬めに組み立ててあるので、両側いっぺんに拭けるのでいい。と思ったら緩んでた!
同じTOMXでも、485系の方は、台車をはずさずに車輪が取り外せるが、DT32とTR69とで構造が違う。DT32の方は、M車と部品が共用の様で裏蓋が付いている。
そのほか、KTMの100系もあったが、そちらは写真も撮らないうちに、かたづけてしまった。何しろクローゼットの中を出さないとしまえないので・・・。
結局、1週間掛かってしまう結果になった。昔、学校の遠足で、最後に先生が良く「遠足は家に着くまで遠足ですから、家に着くまで気をつけて帰りましょう」といっていた。さながら、「運転会は、車両を全部かたづけるまでが運転会です。」と。
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