昔の写真
訳あって、昔の写真を探すことになった。目的のものも見つかったのだが、副産物もあったので、ちょっと紹介しようと思う。 この写真は、東大宮操車場が出来たばかりの1977年1月の撮影である。まだ、直近の土呂駅は出来ておらず、一番近くの駅が東大宮の頃である。 このときは,車で行ったので、確かR122号をひたすら走っていったはずだ。
写っているのは、いわずと知れた信越線用のEF6221号では有るが、レールの状態から休車の様である。歩道橋の上から、撮影したので、屋根の様子でも撮っておこうと思ったのかもしれない。その割には、もっと複雑な隣のEF80を撮っていないのが残念。
歩道橋から 降りたところで操車場の前景を撮ったもの。583系「ゆうづる」や24系「ゆうづる」が2本。急行に使用していたスニ41、115系のデカ目も見える。
この頃は、在来線の急行特急がまだ花盛りの頃で、尾久操車場に収容しきれない車両を東大宮操車場に回送し、夜行列車の準備をここで行っていたようだった。
他のカットを見ると、このときすでに引退した「つばさ」用のきは181系も疎開留置されていた。去年この近くに行ってみたが、操車場の回りはフェンスがめぐらされていたり、建物がたっていたりして、今はこのように撮影は出来なくなってしまっている。
振り返ると、すぐ後ろには東北線が通っている。おりしもEF58牽引の普通列車の上野行きが通過するところ。確かこの頃は、仙台や一関行きなど、3往復くらい長距離の普通列車があったと思う。現在、このあたりは、宅地化され家が立ち並んでおり、この頃の風景とは一変してしまっている。
今から34年前の風景。
他にも出てきたので、折を見て載せてみようと思うが、なにぶんにも、カラープリントで、だいぶ褪色してしまっているので、この頃の色合いを表現するのが難しくなっているのが残念。
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