43系の縦ドイ。
さて、写真撮りから帰ってきて、再び43系の縦ドイを検討した。まず、縦ドイの位置だが、キットの前面の雨どいは、後年改造された平菅のもので、原型は丸菅である。したがって、ジョウゴの形が違う。加えて、位置も内側すぎることが判明した。今さら取り外す訳にもいかないので、何とかそのまま付ける事にする。とりあえず、縦ドイの位置を外側から、1.4mmとして位置をケガく。さらにトイをとめる割りピンの穴の位置を決める。ところが、参考にしていた「関西の省電」を見ると、窓脇の中間の位置が、モハとクハ、クロハでリベット1個分違っている。これには困った。尚且つ同じ形式でも違っているのがいる。いろいろ見たが、どの本を見ても、撮影者は、西尾克三郎氏なので、ほかの写真を探しようが無い。仕方なく、モハとクハ、クロハで変えることにした。
割りピンは、KSの0.4X0.15の洋白帯で作ることにした。ためしに1台つけてみた。何しろ1台に12本必要。
雨どいに使う0.8∮線に巻きつけて、根元をきつくつまむと出来あがり。コツとしては、最後に割りピンの根元を線に押し付けるようにするといい形に出来る。
とりあえず、12本出来た。ただし取り付けるときに1本飛ばしてしまったので、13本作った。それを、妻板に嵌めて、0.8∮線を雨どいの長さに切って、ハンダ付けした。
やっぱり、ジョウゴがあまり良くないね。困ったな。
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