タ300を組む。
先だっての鉄模連ショウの折、ホビダスのブースで買い求めた、新貨車工房のタ300を組み始めた。買った値段は、定価で買った人に悪いので伏せておくことにする。 箱。ラベルがやれているところが、なんとなくわびしい感じ。あけてみるとこんな様子。
車体、妻板などのパーツ、リブ、床板など、ほとんどエッチングの折り紙みたいなパーツにロストワックスのパーツとデカールに組み立て説明書とプロフェッサー吉岡の解説つき。
解説書によると、タ300は信越線二本木駅常備のエチレンガス運搬用タンク車だが、エチレンガスは液化しにくいので、細いガスボンベを84本並べて、それに覆いをかけた様なタンク車である。構造上車両重量が44tあるにもかかわらず、荷重が6.1tしか詰めないので、輸送効率が悪く、結局工場が移転したため用途がなくなり、他形式に改造されたほか306だけがそのまま廃車になったようだ。
さて、ナゼこんなものを突然組み始めたのか?当然今年の年末対策。クモニ83とクモユニ82の完成が見通しが立たないので、何か手っ取り早く組めるものは無いか。とたどり着いたのがこれである。
早速、組み立て開始。 まずは、広げた折り紙、じゃなく妻板のパーツのエッチング板から内張りになるパーツを大型のカッターで切り出す。
側板の付く半田しろを曲げる。さらに、台枠とねじ止めする部分を曲げる。曲げる順番を間違えないように注意しないと、とんでもないことになりそう。
モノは真鍮板だが、やることは、ほとんど、折り紙のよう。
曲げたところで、外側の妻板を用意。上と下の左右に側板の接合に合わせるための突起が出ているので、切らないように。
ハンダ付け。スコヤを宛てて直角を出しながらつけるのだが、ちゃんと直角が出ているかが心配である。 とにかく、止めねじ部分をつけて充分半田を流しておく。そして、外側の妻板を重ね合わせる。
位置を正確に合わせて、かんしで押さえ、3個の〇穴に2枚が浮かないように注意しながらハンダを流す。
これに、縦、横にエッチングのリブが付く。最初、どれだか分からなかったが、側板より長いことに気づき探したところ、妻板のパーツと一緒にあった。
同じように、大型カッターで切り取り、あわせてみたらちょうどよい。差し込み穴に入れて、裏から半田を流す。
貼り付けたところで、耐水ペーパーの上でヤスって、エッチングのとがった後を平に仕上げたところで、今日の作業は終了。
続きは、後ろ側の妻板の手すりからだが、エッチング抜きのパーツをつけるべきか、丸線でつけるべきか、実物を見たことが無い悲しさよ・・・。
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