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2012年11月

2012年11月29日 (木)

タ300を組む(その12)

 今日は、塗装前につけるものすべてつけて、完成とする。今日は、最後に残ったブレーキ関係のパーツを付ける。Breakeparts01
 昨日中にハンダ付けしておいたブレーキロッド受けに、0.5∮の洋白線で、ブレーキロッドを付け、予めロッド受けに穴を開けておいたブレーキシリンダーを置き位置を測って、ブレーキロッドをハンダ付けする。
Breakeparts02  さらに昨日作っておいたハンドブレーキのロッド受けに、水平テコをつけたブレーキロッドをハンダ付けする。
Breakerod04  ハンドル側には、パーツについていたブレーキロッドの「鎖」を使ってハンドル側につないでおいた。ここで、ブレーキシリンダーを、エポキシ接着剤で取り付ける。
Breakeparts04  手ブレーキの水平テコは、ブレーキシリンダーの方につなぐ。これで、ブレーキ関係の部品は付いた。配管は、よく分からないので、つけようか、やめようか迷ったが、ちょっとばかり、それらしく付けてみることにした。説明書の配置図を参考に、0.4∮の線で付けて見た。Breakehaikan01
Breakehaikan02  手前の配管は、シリンダーの前を通るので、振り放しにするわけにもいかないので、0.3X0.1の帯材で割りピンを作って止めた。ついでに、端梁の下に連結器の開放テコもつけた。
 ここまでで、完成とした。最後に不具合がないか、連結器、台車をつけて見た。大丈夫そうなので、安心した。
Kumituke01  車体の取り付けねじの穴を少し調整して、車体も載せてみた。
Mitosoukansei01_2  前側。続いて後ろ側。
Mitosoukansei02  次は、いよいよ塗装になった。12月2日に予定。雨だけは降らないで・・・。   続く。

2012年11月28日 (水)

タ300を組む(その11)

 けんかつ運転会から、ブログの更新がなかったので、タ300の緊張が途切れたか、と思われた方も居られるだろう。そうではなくて、床下の寂しいところを何とかしようと思っていた。
Yukasitakakou01 設計上は、これにエコーの№658 KC型テコ付ブレーキシリンダーを2個つけて完成なのだが、床中央にフレームらしきものをつけようと思う。
Anguru01 実物は、チャンネル材だが、正確な図面があるわけでもないので、とにかく「ナンチャッテフレーム」を、 KSモデルの3X3アングルを貼り付けて、それらしく見えるようにする。
Anguru02  長さを、台車受け間の58mmに2本切って、そこになるほうを座りよくヤスリ掛けしておき、幅、6mmになるように床板に貼る。
Yukasitakakou02 Yukasitakakou03  切ったアングルを置いて、ブレーキシリンダーも置いて、感じを見る。これをハンダ付けする。
Yukasitakakou04  台車受けを乗せてみて、フレームと干渉しないかを確認。続いて、端梁に、エコーのエアホースをつけた。
 Airhouse02_2  次は、手ブレーキのロッドをつける。
Brakerod01  エッチング板についている、ハンドブレーキのロッド。あまりにもペナペナで情けないので、作り替える。第一真ん中の部分は、鎖じゃなくて棒だし。
 で、1.0x0.3の帯で、ロッド受けを作り、台枠に付ける。
Roduke01 Roduke02  ブレーキシリンダーからのブレーキロッドも、最初は、ブレーキシリンダーのテコと台車受けに、0.5∮の穴を開けて差し込むつもりでいたが、塗装中に折れても困るので、廃材から、ロッド受けを作った。
Roduke03  これらをハンダ付けして、0.5∮洋白線から、ハンドブレーキのロッドを作った。
Breakerod02  今日は、ここまで。次は、ブレーキシリンダーをつけて、ブレーキロッドと、配管をする。これが出来れば、塗装にいけるはず。                       続く。

2012年11月26日 (月)

けんかつ「さいたま鉄道フェアー」

 11月23~24日に、いつも関東合同運転会でおなじみの、埼玉県民活動センターで、「さいたま鉄道フェアー」が開催された。
Kenkatu01 関東合同運転会連合会のメンバーが、期間中、模型運転をするので、参加した。
 会場の様子。
Kenkatu02  昨年は、関東合運のひと同じ日程だったが、今回は別の日になった。そして、今回運転する、レイアウトは、加藤おやびん所有の合運連合御用達のレイアウトと、相模大野鉄道クラブのレイアウトを設置した。
Untenkaijyou01
 レイアウトは、前泊で参加したメンバーが、すでに設置してあり運転を開始していて、こちらも早速運転に入った。今回のテーマは貨物列車ということなので、まずは、秩父のホキ5700から。国鉄当時のまま、牽引機はEF15+EF13の重連。
Ef1501 途中から、EF13の単機牽引に切り替えた。
Hoki570001  いささか暗いので、次は、青タンク、タキ43000を、EF64の牽引で、1両の次は重連でなどとした。
Taki430001  これだけでは、寂しいので、タキ1000もつなげて、22両編成のタンカー列車だ。
Eh50001  牽引機もEH500にして見たりした。他にもあったけど黒っぽいのばかりで、冴えない。
 少しは、カラフルな電車でも持ってきたほうが受けがよかったような・・・。
 唯一、派手めだった、川崎氏のE253系日光乗り入れ車。
253nikko01  あとは、コンテツの痛コン「ポケモンシリーズ」と「アンパンマントロッコ」の受けがよかったみたい。
 それでも、天気が悪い中、たくさんの見学者がみえた。
 最後は、雑貨車を集めたC11の牽引する貨物列車で締めくくり。
C1120701  こんな、貨物列車が有ったのは、すでに遠い昔になってしまった。
 貨車ばかりといっても、結構皆さん持っているもので、普段の運転会ではなかなか出てこないものも登場したりした。
 相模大野のヤードに並ぶ貨車。ク5000とかチップ輸送のトラ90000など結構な力作や努力作も見られた。
Sagamiohno01  大場さんの大物車。積んでいるものも、職場の廃材で作ったので、本当に重量物が載っていた。
Siki60001  合運連合の駅、いつもは客車や電車が並ぶところも、ほとんど貨車。こういう運転会も、珍しい。Kasyadaisyuugou01  夕方17時にてフェアーは終了したが、後は、食事を挟んで21時くらいまで運転会を楽しんだ。そのあたりから登場した車両。
Kintetu640001  佐藤氏製作の近鉄6400.動力は、先ごろ発売された、いさみやの釣掛け動力を使用していた。
Turikakekudou01  そのほか、東武の5700系や、展示ケースから戻ってきた、東武8000系なども走っていた。
Tobu570001 さて、翌24日、朝食を済ませたら、昼12時まで運転会継続。前日とは違い、来場者もまばらなので、走らせ放題。
 Specia01  ちょうど日が差してきたので、こんな演出もやってみた。
Specia02  前日、組上げた、EF651107も撮影。何でこんなにヘッドマーク付けるのよ!
Ef65110701  後は、昼まで、まったり運転。前日から出したままのタキ1000にDD51を牽引させたりしながら、半日楽んだ。11時30分に片づけをして、運転会も終了。
Kataduke01  昼食後、解散となり、その夜、所用があったので、帰宅の途についた。今年の運転会もこれが最後になりそうだ。また、来年。
 

2012年11月24日 (土)

宴会続き。

 11月20日の鉄模連ショウの反省会以来、昨日はけんかつの「さいたま鉄道フェア」のお手伝いで関東合運連合会の人たちと宴会。今日は、9月の米子のイベントでお世話になった問屋さんの会長さんと懇親会。1週間のうち3日の宴会続きになってしまった。
 いささか疲れたので、今日は早く寝ることにした。
 けんかつの「さいたま鉄道フェアー」の様子は、後日お知らせすることにした。
 来週末から12月、今年も、残すところ、あと40日を切ってしまった。

2012年11月23日 (金)

明日に向けて。

 明日に向けて、(といってもすでに日付が変わっている)新車の整備をしている。
Ef65110701  23日に埼玉県民活動センターで、「さいたまの鉄道展」が行われる。合運連合で、模型運転をするというので、参加しようと思っている。今回、貨物列車特集なので、持って行くのは貨車と牽引機。そこで、手元にないEF65を新車整備して送り込むことにした訳だ。実は、この機関車、夏の横浜の運転会に出そこなって、9月の関東合運も完成しなかった。要は、車号が決まらなかったから。
 つい先日、田端機関区脇を通ったら、この機関車がいた、国鉄色だったので、あっさりこれにしてしまった。KATOのインレタは、番号がピカピカに光っていてあまりよくないので、くろま屋のものにした。
 手すり、ワイパー、汽笛、信号炎管が付いていなかったので、それだけとにかく付けて見た。手すりは、プラだとクニャクニャなので、後日真鍮線で作り直したい、ついでに汽笛や信号炎管も取り替えたいナー。(でも、いつになるやら・・・。)
Ef65110702  とにかく、完成をしたので、明日(今日だってば)やっと、運転会デヴューを迎えることになった。

2012年11月22日 (木)

鉄模連「ショウ反省会」

 11月20日~21日、先日開催した、「鉄道模型ショウ」の反省会があった。

Sazusa1101  場所は、甲府の湯村温泉「常磐ホテル」なので、朝から出かけなければならない。先だって同行の4人でスーパーあずさ11号の指定券を買っておいた。
 新宿10時発。
Sinjyuku201201  松本からの「スーパーあずさ4号」で来た車が折り返し10時発の「スーパーあずさ11号」になる。
 因みに、今日、甲府までの運転手は、この方。
Akagihayato01  鉄模連カタログにコラムを書いている「赤城隼人」氏。私たちのほか、同じ列車に乗り合わせた、参加会員で記念撮影なんかしたりして・・・。
 定時、出発。1時間30分弱で甲府に到着。
 構内には、EF64が36と39の2輌が停まっていた。
Ef643901  115系の普通電車も、次に来る時は211系になっているかもしれない。
115nagano01  集合時間まで1時間30分あるので、各自分かれて昼食を取ってから。今日の宿泊場所の常磐ホテルへ行く。
Tokiwahotele  Yoyakuhuda01 Tokiwahotele02  早速13時から、会議室で反省会。
Kaigi01  10月の鉄道模型ショウのほか、今年の鉄模連関係イベントの報告、決算等の会議を行う。16時30分まで、反省会会議をして、各自宿泊室に移動。本日は、本館ではなく、離れに泊まる様だ。
 一休みしてから。懇親会をする。
Kikunoma01  宴会場で、年に1度の親睦会になる。
Enkai01  宴会後は、部屋に戻り、わたしは、ここ数日の疲れが残っていたので、早めに寝てしまった。
 翌日は朝食後、集合写真を撮った後は、自由解散になった。
Chousyoku01  私のほか2人で、帰りに、勝沼ぶどう郷に行った。
Katunimabudoikyou01

Oohikagetn01  駅に降りて目に付いたのが、大日影トンネルの遊歩道休止の立て札。以前行った時も結構痛んでいたのが、いよいよ修復しなければならない程、痛んでしまったらしい。
 ちょっと駐車場の方に行き、保存してあるEF6418を見てきた。
Ef641801  一見綺麗に見えるが、所々塗装が割れてはがれていた。
 せっかく来たので、「ぶどうの丘」でお土産を買う。
 地下室に有る。ワインセラー。近隣のワイナリーから集められたワインが貯蔵され、試飲も出来る。
Winesella01 その後、丘の上から中央線の列車を撮影した。場所につくなり、すぐに来たのがタキ1000の空返80レ
802012  次が115系の普通電車。
Rocal115201201 「あずさ」か?特急の257系が来た。
Exp257201201  「スーパーあずさ」351系。
Exp351201201  EH200の単機回送。
Eh200201201  そして、下り85レを撮って、駅に戻った。
85201201  普通電車で大月に行き、
Rocal115201202
 昼食を食べて、大月発の231系の特別快速東京行きで、帰宅の途についた。鉄模連の反省会が終わったところで、今年の行事は、ほぼ終了。また来年のイベントに向けての準備が始まる。

2012年11月18日 (日)

タ300を組む(その10)

 今日は、部屋の掃除でもしてから、作業に入ろうと思っていたら、コンテツが、PCのACアダプターを忘れたというので、文化祭最中の学校まで届けに行ったりしたので、作業が遅れた。今日中に間に合うか、心配だったが、何とか間に合った。
 その作業、台車受けを新規に作ること。形としてはこんな感じの物を作る。
Sunpoudu01
 これを、黒、9∮のデルリンの丸棒から、削りだす。
9pom まず、この丸棒から、6mmの長さの物を切る。2個しか要らないが、失敗したりした時のために10個くらい切っておく。
Pomkakou01  これを、両端を仕上げ、4.8mm+0.5mm=5.3mmに仕上げる。
Pomkakou02  測定。ほぼ、正確。(この場合、0.1mmはそれほど、寸法に影響ない)
Pomkakou03  これを、床板にあけた4mmの穴に引っかかるように、段に削る。
Pomkakou04  センターピンの通る穴は、精度を考えると、バイトで開けたいところだが、長さが長いので、ためしに 2.1∮のドリルで開けたらそれほど曲がった様子がないので、この方法にした。
出来上がり。あれ、11個ある。?
Pomkakou05  測定。厚みは 4.8mm。
Pomkakou06  段の直径は、4.0∮。
Pomkakou07  後は、正面の6mmを残して、面取りをする。(ここはそれほど厳密にする必要はない)
Pomkakou08  完成品。
Pomkakou09  早速、組み立ててみる。取り付けには、うちの金属床板用センターピンに使っている10∮のファイバーワッシャーを使い、上から、2∮のナットで止める方式にした。
Newdaisyauke01  センターピンは、TR-41の中心穴が 3∮なので、エンドウのセンターピン(長)を使う。これは、以前、115系の台車を、うちのに交換した時の「発生品」
 上から見た、取り付け状態。
Daisyatorituke01  下から見たところ。
Daisyatorituke02  車体も乗せてみた。
Daisyatorituke03  この後、文化祭の出し物を取りに行き、帰ってきてから、ケーディNo8を付けてみて、他の貨車との高さを見てみた。
 前側。
Renketuf01 次いで、後ろ側。
Renketur01  共にぴったりの高さになった。(ということは、アダチとうちのTR-41はボールスターの高さが同じなんだ)
 残るは、ブレーキ関係のパーツをつければ、後は、塗装すれば、良いだけになる。いよいよゴールが見えてきた。 でも、今週いろいろ用事が有るんだっけなー。      続く。 

タ300を組む(その9)

 今日は、車体につけるロストワックスの弁装置をつける。
Bensouchi01_2 立派な湯口が残っている。
Bensouchi02  裏側から。
 この湯口を切らなければならないが、ニッパーでは切れず、喰いきりでは刃が中まで届かず、ここまで切るのが精一杯だった。
Bensouchi03  この、弁装置は、塗装の関係で、車体に付けなければならないので、瞬間接着剤で仮止めした。
Karidome03  車体につけて、半田を流す前に、予想通り取れたので、そのままハンダで仮止めした。
Karidome05  続いて、ハンダでしっかり付ける。隙間が、開かないように注意して付けた。(つもり)
Bensouchitorituke01  ロストの弁装置が熱くて持てないくらい過熱しないとはんだが奥まで流れないので、プライヤーでつかんでハンダを流す。
Bensouchitorituke02  付いた。やっぱり少し隙間が開いた。orz
 今日は、ここでやめるつもりだったが、せっかくなので、ステップとデッキのつかみ棒もつけることにした。
 ステップのパーツ。
Step01  例によってこれをカッターで切って折り曲げて、ステップにする。
Step02  続いて、0.4線からデッキつかみ棒を8本作る。デッキのつかみ棒の穴を0.4のドリルでさらっておき、下から挿してハンダ付けする。
Tukamibou01 Tukamibou02  L字に折ってあるので、位置が出るはずだが、結果的には、0.1mmくらいの誤差が出た。Tukamibou03  次に、ステップの取り付けだが、そのまま付けると位置が高すぎるようなので、デッキ下に、1.5mmの帯から切った、スペーサーを入れて位置を下げた。
Step04_2  デッキ下に、0.3t板を枕にして取り付けをしたが、ハンダ付けしにくい場所なので、つけるのに一苦労した。
Step05  やっと完成。Daiwaku09  勢いに乗って、ブレーキハンドルもつけた。
Breakihandol01 Breakihandol02  車体を載せてみたら、結構、まともに見えるようになって来た。
 こちらが前側。
Karikumi03  後ろ側。
Karikumi04 明日は、台車の取り付け台を作る予定。                   続く。

2012年11月16日 (金)

タ300を組む(その8)

 昨日は、台枠のやり直しで、ほとんど足踏み状態の進行だった。今日は、台車受けの方に移る。使用する台車は、TR-41。説明書では、アダチの製品を指定してあるが、やっぱりうちのを使いたい。(だって売るほどあるし)
Tr41  そこで、アダチの製品と、うちのを交換した時に、高さがどのくらい違うかを、把握しておかなければならない。とにかくキットの台車受けを仮に付けてみて、カプラーの位置を確認してみる。
Daisyauke02  これで、レールの上に台車を乗せ、車体を載せてみる。ついでに、手元にあったKATOのワム90000も並べてみた。
Syakoukakunin01  大体いけそう。ついでに、「ものさし」で計ってみると、大体10mm~11mm位になりそう。
Syakoukakunin02  しかし、どうも台車受けが貧弱なので、気になる。そこで、思い切って作り替えることにした。普通の電車などに使っている、センターピンを床上に通し、心皿を作って止めるようにする。
 まず、床の板圧が薄いので、加工中にゆがまないように補強板を貼った。
Daisyauke03  0.3t板で15mm角に切ったものを、ちょうどキットの台車受けを嵌めるスリットが隠れるように貼る。
Daisyauke04  なるべく、板全体に半田が回るように、たっぷり流しておく。
Daisyauke05  これに、心皿を固定するための穴を開ける。このキットでは、4mmの穴を開けて、そこに入るように心皿を作ることにしよう。
 加工後、
Daisyauke06  床の下側から。
Daisyauke07  今日は、ここまで。                              続く。

タ300を組む(その7)

 さて、順調に完成に向っている(ハズ)のタ300だが、今日、とんでもない事態が発覚した。昼間、それとなく昨日組んだ台枠に車体を乗せてみたら・・・。
Karikumi01  まさか・・・。車体が入らないではないか。寸法を測ってみた。
まず、車体の方。
Syataisunpou01  31.73mmになっていた。では、台枠の方は・・・。
Daiwakusunpou01  31.84mm、0.1mmの差だが、ムリに一度嵌めてしまったので、裾がいくらか開き気味になっている。未塗装で入らないから。塗装したら塗膜が確実に剥けてしまうだろう。
 仕方なく、台枠の幅を詰めることになったのだが、最初に曲げた時に一度合わせてみれば良かったと思ったが、すでに手遅れである。
 とにかく、側梁を切り取り、床板の幅を詰めて、側梁を貼り直すことにした。
Sokuharikirihanasi01   端梁のハンダを剥し、側梁を元のように広げる。さて広げたところで、どうやって切り離すか、糸鋸で切るにも幅が狭い、ふと思いついて2~3回、側梁を曲げ伸ばししたら、金属疲労で、あっさり取れた。
Sokuharikirihanasi02  切り口をヤスリで仕上げ、側梁を付け直すのだが、今度は端梁の内側に入るので、端梁の内張りの板厚分を詰めておく。
Saikumitate01  切り離した側梁は、同じところにつけるため、間違えないように目印をつけておいた。直角と台枠のツライチに注意して貼りなおす。
Saikumitate02  両側の側梁をハンダ付けして出来上がり。
Saikumitate03  今度は、すんなり入った。これなら大丈夫だろう。
Karikumi02                                              続く。

2012年11月15日 (木)

タ300を組む(その6)

 今日からは、下回りの工作に移る。まず台枠の端梁と側梁を曲げる。これは、曲げる方を平らなベークライト版に押し当てて曲げておく。
 曲げる前。
Daiwaku01  端梁を曲げて、
Daiwaku02  側梁を曲げる。
Daiwaku03  全体を曲げると、こんな様になる。
Daiwaku04  このままパーツを取り付けても良いのだが、とりあえず。何かの用があるかもしれないので、中心線をケガく。
Daiwaku05  台枠に付くパーツも揃えておいて、
Yukasitaparts01  パーツを切り離し、半田付けの出来るように曲げておく。
Yukasitaparts02  カプラー台とブレーキシリンダーの取り付け台。
 端梁も切り離して、所定の位置を曲げて、準備しておく。
Tanryou01 Tanryou02  台枠の角をハンダ付けし、製造銘板を貼る。
Daiwaku06 Meiban01  次に、重ね折りしたカプラー台をハンダで固め、周りを仕上げておく。Cuplerdai01 床板の端梁の所に位置を合わせてハンダ付け。さらにブレーキシリンダーの台も付ける。
Daiwaku07  台枠上面に端梁貼り付ける。車体の時は、穴からハンダを流したが、台枠は上から付けた。
Daiwaku08  他に、台車取り付け台が付くが、訳あって、高さの検討をしてからにして、今日のところはここまで。                                    続く。

2012年11月14日 (水)

意外とあっさり。

 昨日に続き、KATO165系にTOMXの密連を付ける。改造に当たって、下回りを分解する必要がある。すでに、内装の、椅子や床は取り外してある。

Yukiaita01_2 これから、モーターなどの動力装置一式を取り外す。外したパーツがこれ。
Sitamawariparts01_2
 ここから、床板前端部のTOMXカプラーのポケットが干渉する部分を削り取る。
Zentankakoumae01_3 削る個所は、写真上部のジャンパー栓の裏側、前端部の長方形の出っ張り、それと復元バネの切り込みの後ろの2個の突起。これをカッターナイフなどで削る。

 加工中。
Zentankakouchuu01_2ジャンパー栓の裏側は、床面と平らにならなければ干渉してしまうようだ。

 加工後。
Zentankakougo011_2
 赤丸の1,ジャンパー栓の裏。2,カプラー上の長方形の出っ張り。3、復元バネの後ろの突起。再びKATOのカプラーに戻すとトラぶりそうだが、このままTOMXのを付けておいても差し支えなさそうだ。なお、ジャンパー栓の裏側は、あまり削ると折れそうなので、カプラーポケットの蓋も少し削っておいた。
Tomxcuplerparts01_2 さっそく、カプラーを付けてみた。思ったほど難題も無く付いた。津で二スカートも付けてみたら、カプラーポケットのところに当たる部分があった。
Torituke04
Skart01 スカートの当たっている裏側の部分を平らに削る、正面から見る分には何の問題もないところだ。
 再び取り付けると、すんなり収まった。
Skart03 さっそく、下回りを元に戻す。
 床下ができたところで、車内設備を入れて、車体を乗せると完成。さっそく高さなどを見るために昨日比較したTOMXの455系と並べてみる。
Kansei01
 さらに、カプラーの高さも確認してみる。
Renketu01
Renketu02
 高さも、連結状態も十分、これなら問題なしだ。メーカー違いの製品だったが、意外なほど簡単に交換ができた。とりあえずは、EF63に連結するクモハ165-102のみにしておくつもり。形式の前に、横軽対策の「丸」印でもつけようか。

2012年11月13日 (火)

うまくいくのか?

 今週末に控えたコンテツの学校の文化祭。EF63の牽引するものがないので、白羽の矢が立ったのが、KATOの165系だ。
 当然のことながら、EF63はTOMIX。中の悪いメーカー同士連結器がすんなり繋がる様にはできていない。じゃあ、どうするか。現車を見て検討するか。ということで、しばらく出番のなかったKATOの165系と車体が同じようなTOMXの455系を出してみた。K165t455
 一見同じに見えるが、KATOとTOMXでは連結方法が全く違うのでそのまま連結することは不可能。Katomituren_3 KATOの方式は、案内の角穴の下でひっかけて連結する構造になっている。角穴の下の四角い突起が連結相手に繋がるようになる。Tnmituren 一方、TOMIXの方は、案内同士が双方の連結穴の中で引っかかりあって止まるような構造になっている。さて、双方の車体との取付状態はどうなっているか。車体を裏返してみてみると、Torituke01 双方とも、カプラーのパーツが床に空いたスリットの中に嵌る構造になっていた。ん!なんか、ついているスリットの幅が、両方とも同じくらいの幅みたいだ。
 では、実際に車体を外して、合うかどうか見てみよう。Bunkai01
 下回りを外して、床、椅子のパーツも取り外す。スカートもとって、オリジナルのパーツの取り付け状態を見る。Torituke02 これを外して、TOMXの密連カプラーを付けてみる。すんなり入ってくれないな。Torituke03 よく見ると、カプラーの押え板が、車体のジャンパー栓の裏側に干渉している。さらに台車の下にある。2個の突起がカプラーの復元バネの後ろ側のガイドにあたっているようだ。スリットにはうまく入りそうなので、ジャンパー栓の裏側の干渉部分と、台車下の突起をとってしまえばそのまま使えそうだ。いざとなったら、うえの2個の穴で、ねじ止めすることも可能だし。さっそく明日から加工に移ろうか。
















2012年11月12日 (月)

加藤おやびん傘寿の祝い

 11月11日、東京HOクラブの代表、加藤勝司さんの傘寿を祝う会が、神田岩本町の居酒屋を借り切って盛大に行われた。
 THOのみならず、関東合同運転会に参加しているクラブから加藤さんを中心に、模型を楽しむ仲間が集い、いつしか加藤さんを「おやびん」と呼んで集まる様になった。関東合運のほか、県活での運転会や某所での飲み会、また、暮には修善寺の「花月園」まで行くらしい。みんな、加藤さんの人柄に引かれ集まったメンバーが企画しての傘寿の集いとなった。
 当日は、メンバーの仕切り役の、大久保さんが司会となり、相変わらずにぎやかな雰囲気の中、会が進行した。盛会のうちに、規定時間を終了。いったん店の外へ、そのまま延長で2次会に突入となった。参加者も関東に限らず、大阪や滋賀からの出席者もおられた。
Oyabin80 記念品の似顔絵を掲げる加藤さん、これからも元気で。

2012年11月 9日 (金)

タ300を組む(その5)

 今日は、仮に嵌めておいた妻板をハンダ付けした。Karidome01  車体の裏側から、頂点のところを仮止めした。それから、裾の位置を左右同じ幅になるように寸法を測りながら、裾の仮止めをした。
 さらに、裏側のハンダしろにハンダを流して、屋根の方まで半田を回す。Karidome02  ここで、車体を嵌めておく突起を切り取ったが、仕上げようにも近くにリベットがあってやすりで仕上げられない。さらに穴自体が妻板より前に有る形になっているので、ハンダも回っていない。適当に埋めたが、まだ、跡が残っている。
 最後に、ベンチレーターを乗せて車体の方は出来上がり。次は、下回り。  続く。

2012年11月 7日 (水)

タ300を組む(その4)

 昨日に続いて、縦のリブをつける。Tateribu01  縦のリブはエッチングパーツのこの部品。全部で、36本必要。パーツはこのほかにもあるが、とりあえず、ここにあるだけで間に合いそう。
 例によって、大型カッターで切る。Tateribu02  エッチングパーツはクニャクニャなので、曲げないように注意して上下をヤスリで、仕上げる。これを車体にはめ込み、つめをねじって、Tateribu03 Tume01 折り曲げる。Tume02 この作業を、片側8箇所16本左右で32本を取り付ける。曲げるつめは、1本3箇所なので・・・。(あとは自分で計算して)Tateribu05 とにかく左右全部取り付けた。続いてハンダ付けをする。最初に、下のつめを仮止めし、リブが車体に対して直角なのを確認。さらに真ん中、上のつめを仮止めし、リブが車体から浮いていないか確認して、半田を流す。単体ではヘナヘナのリブでもハンダが回ると意外と丈夫になる。Tateribu06 Tateribu07 ここまで来たら、後は前後の妻板をつければ完成。
今日は、仮に嵌めてみた。
 前Tumakaridukef 後ろTumakariduker 妻板をハンダ付けしたら、この次は下回りの工作に移る。  続く。

2012年11月 6日 (火)

タ300を組む(その3)

 きょうは、車体の内貼りを付けた。最初にスペーサーをエッチングのランナーから切り取る。Specer01 車体、内貼り、先に切り取ったスペーサーを用意する。Uchibari01_2 車体の裾に、スペーサを合わせ、テープで、ハンダ付けの台にしているベーク板に仮止めする。Uchibari02
 さらに、内貼りを合わせて貼るわけだが、内貼りには向きがあって、下と書いてある方を下に合わせる。(上にも見えるが。)Uchibari03 これをハンダ付けする。内貼りにうまくハンダが乗らなくて、浮き上がり気味になるのを、押えながら付ける。両方終了。Uchibari04 
 続いて、横リブの取り付け。3本のリブのパーツを用意し、切った端面を仕上げておく。(これをやっていて、1本曲げてしまったorz)Yokoribu01 まず、一番上のリブを車体に水平になるようにハンダ付けする。つぎに、真ん中のギザギザのリブを真ん中に差し込み、下側のリブをつける。説明書では、目玉クリップではさんでつけろと書いてあったので、そのようにしてみた。Yokoribu02 Yokoribu03 意外とすんなり取り付けられたと思ったら、片方下側のリブがずれていた。両側とも、横リブを貼り付けて、今日は終了。22時から始めて、おおむね2時間の作業だった。つづく。























2012年11月 3日 (土)

入間基地航空祭

 今日、入間基地で、航空祭があった。池袋から、入間基地の最寄り駅稲荷山まで行くのだが、駅についてみると、6時40分に起きた人身事故でダイヤは15分遅れになっていた。Inariyama01 入間市行きの急行で1時間くらいかかって到着した稲荷山駅。すごい混雑。
Koukuusai01 改札を出たら、あまりの混雑に、ため息が出た。
広い基地内は、大混雑で、展示してある飛行機など、まともに見られなかった。
 とりあえず、撮った(撮れた)モノ。
Oh6dheri01 Sh60j Blueimpulse01 F201 何しろ背が低いのがハンディキャップ悲しいかな、人ごみの後ろからカメラのファインダーを見ながらの撮影はムリなので、目見当でシャッターを切るのがせいっぱい。
 一緒に行ったコンテツと分かれて、他の場所に行ったが、どこも込んでいて見られない。そのうち、F2ジェット練習機がデモフライトをはじめた。F202 轟音と共に離陸。基地の滑走路上を中心に背面飛行や宙返り、300kmくらいの低速飛行などを見せた。F203 続いてF15のでもフライトが行われ、同じように演技を見せた。F1501
F1502
F1503 基地の上空300mくらいからほぼ垂直に一気に数1000mまで上昇してしまうパワーはすごいとしか言いようがない。パイロットには5Gくらいの重力が掛かるらしい。
 つづいて、6機のブルーインパルスのデモフライト。
 まず4機が離陸。Blueimpulse02 続いて2機が離陸するやすぐに急上昇をしてみせる。Blueimpulse03 Blueimpulse04 基地の上を縦横無尽に飛び次々と演技飛行を見せた。Blueimpulse05 Blueimpulse06 Blueimpulse07 周り中超望遠を構えている中、この写真は、18mmでも入りきらないくらい、実際は大きい。何しろ、空中カンバスになっている訳だから。この後、空にハートを書いたり、星を書いたりしたが、とても写真に納まらなかった。途中、1機にトラブルが発生し、残念ながら、演技途中で、打ち切りになってしまった。
 着陸した。ブルーインパルスの機体。Blueimpulse08 こちらも、鉄と同じように濃いーキャラの人がいっぱいいたね。
この後、コンテツとはぐれてしまい、連絡するにも携帯も掛からず、メールも送れず、困ったことになった。帰り時間でいっせいに使ったのか、それとも・・・?
 結局、大混雑で見つからず。そのうちやっとコンテツが稲荷山の駅にいるとのメールが入ったが、この混乱では、会う事は不可能と思い、所沢で待ち合わせすることにした。家に帰ってきて、家人に「何しに行った」と尋ねられたので、「人ごみを見に行った」と答えた。

 

タ300を組む。その2

 さて、後妻板の手すりだが、最近10年の国鉄車両という本に、2輌並んで写っている写真があった。それを見ると、やっぱり丸棒のようだ。0.3∮黄銅線で手すりを作ることにしたが、エッチングで開いている穴がバカでかい。仕方ないので、パイプで埋めることにした。外径0.6∮内径0.4∮の精密パイプを適当に切ってスペーサーにする。
Specer06 これを、手すりの穴に嵌めて、穴を小さくするわけ。
Anaume01 これで、0.4∮の穴になった。本当は、0.5X0.3のパイプがあればよかったのだが、なかったので、0.6X0.4にせざるを得なかった。
 とりあえず、14個の穴にパイプを嵌め、ハンダで固定するが、裏打ちしてある妻板内張りが邪魔をして半田が上手く回らない。
Anaume02  何とか固定したので、裏に出ているパイプを、適当にヤスリでつめて、手すりをつける。
ここで、秘密兵器登場。フジ工房チョイ曲げシリーズ、手すり基本曲げ機。実は、私の大学の先輩が定年後作っている。それを分けてもらった。
Tesurimageki これで、手するを曲げたのだが、最短にしても少しまだ長いので、曲げ直しが必要だった。
 とにかく7本取り付けてハンダ付けした。
Koubutumaita01  これで、前後の妻板が完成。今日はここまで。
 次はいよいよ車体の工作に移る。

2012年11月 2日 (金)

タ300を組む。

 先だっての鉄模連ショウの折、ホビダスのブースで買い求めた、新貨車工房のタ300を組み始めた。買った値段は、定価で買った人に悪いので伏せておくことにする。
Box01 箱。ラベルがやれているところが、なんとなくわびしい感じ。あけてみるとこんな様子。
Nakami01 車体、妻板などのパーツ、リブ、床板など、ほとんどエッチングの折り紙みたいなパーツにロストワックスのパーツとデカールに組み立て説明書とプロフェッサー吉岡の解説つき。
 解説書によると、タ300は信越線二本木駅常備のエチレンガス運搬用タンク車だが、エチレンガスは液化しにくいので、細いガスボンベを84本並べて、それに覆いをかけた様なタンク車である。構造上車両重量が44tあるにもかかわらず、荷重が6.1tしか詰めないので、輸送効率が悪く、結局工場が移転したため用途がなくなり、他形式に改造されたほか306だけがそのまま廃車になったようだ。
 さて、ナゼこんなものを突然組み始めたのか?当然今年の年末対策。クモニ83とクモユニ82の完成が見通しが立たないので、何か手っ取り早く組めるものは無いか。とたどり着いたのがこれである。
 早速、組み立て開始。
Tumaita01 まずは、広げた折り紙、じゃなく妻板のパーツのエッチング板から内張りになるパーツを大型のカッターで切り出す。
Tumaita03  側板の付く半田しろを曲げる。さらに、台枠とねじ止めする部分を曲げる。曲げる順番を間違えないように注意しないと、とんでもないことになりそう。
Tumaita04 Tumaita05  モノは真鍮板だが、やることは、ほとんど、折り紙のよう。
Tumaita06  曲げたところで、外側の妻板を用意。上と下の左右に側板の接合に合わせるための突起が出ているので、切らないように。
 ハンダ付け。スコヤを宛てて直角を出しながらつけるのだが、ちゃんと直角が出ているかが心配である。
Tumaita07  とにかく、止めねじ部分をつけて充分半田を流しておく。そして、外側の妻板を重ね合わせる。
Tumaita08jpg  位置を正確に合わせて、かんしで押さえ、3個の〇穴に2枚が浮かないように注意しながらハンダを流す。
Tumaita09 Tumaita10  これに、縦、横にエッチングのリブが付く。最初、どれだか分からなかったが、側板より長いことに気づき探したところ、妻板のパーツと一緒にあった。
Tumaita11  同じように、大型カッターで切り取り、あわせてみたらちょうどよい。差し込み穴に入れて、裏から半田を流す。
Tumaita12  貼り付けたところで、耐水ペーパーの上でヤスって、エッチングのとがった後を平に仕上げたところで、今日の作業は終了。
 続きは、後ろ側の妻板の手すりからだが、エッチング抜きのパーツをつけるべきか、丸線でつけるべきか、実物を見たことが無い悲しさよ・・・。

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