急転直下!
合運の宿題で、いろいろ検討しているところですが、いくつかの候補を探ってみました。
まず、昨日から話題に上がっている、谷川のスハフ42とスハ43。 スハフ42は、谷川のキットでも相当古い製品で、確か箱の色が水色から赤に変わったころの製品だと思います。スハ43の方は、その後しばらくして再生産したもので、ラベルのデザインも変わり、価格も500円値上がりしています。
キットの内容は、全く同じで窓枠は別パーツを貼るタイプ。部品構成も全く同じなので、価格の差は、ただ単に生産コストの上昇でしょう。
オハフ45もオハ46も、基本的にはスハ43と同じで、鋼板屋根になっているものと、スハ43の軽量な車両をオハ46に形式変更したものとあるので、どちらもこのキットから製作は可能。
さて、フジモデルからも発売になっているオハフ45があったので、内容を見てみました。 形式はそのものですから、イケると思いました。内容を検討したところで、少々疑問が浮かびました。
このキットの特徴は、谷川のと異なり、後部客ドアの車端側に、妻板との接合部分が残っています。谷川の場合、この部分は、切り取られているので、妻板を貼ってから、帯を追加しないと、車端の幅が、狭くなってしまいます。できればこれを使いたいのですが、このキットは近代化改造車です。すなわち、WCの窓や、洗面台の窓がHゴム改造されていますし、客室窓もアルミ窓枠です。はたして、43-10改正の時に、この改造をした車がいたのか、疑問が残ります。無難な線を考慮すると、ボツの方がいいかもしれません。
さて、昨日の膠着状態を引きずっていた今日の昼休み、ショールームにスユ15のキットがあるのに目が留まりました。
うちのおっさんにそれとなく「あのスユ15、オユ12に化けないかね?」「スユ15の2001なら車体はスユ13と同じだろ」と、おっさん。「ホントけ。スユ13と同じならオユ12も同じだな。ちょっと見てみよう」というわけで、中身を見てみました。 確かに製品はスユ15の2001です。中身を見て窓配置などの寸法を見てみます。
一見すると、よく似ています。説明書は、オユ12と共通でした。では、どこがオユ12とスユ15が違うのか図面から検証してみようと思います。
見ると、ベンチレーターのついている位置が、若干違います。それと、乗務員用のドアーがスユ15が680mmに対してオユ12は800mmになっています。そのほか業務室の窓が後ろ側に実物寸法で、5mmずれていたり、Hゴム留の郵便マークの付いた窓が3mm小さい。化けさせるには、ドアーの部分は、左右0.75mm広げて、ドア上の角を直角にすれば、良さそうだし、そのほかの窓は計算上、ほとんど差のないくらいの寸法差でした。ベンチレーターは、空いている穴を埋めて、新たに開ければOK。
これなら、ということで、スユ15から、オユ12を作ることにしましょう。
で、また荷物車かい!
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