荷物ドアーの水抜き。
オハフ45とオハ46の方が若干先行していますが、オユ12の方も進めなければなりません。しかし、先に行くには荷物ドアーの水抜きをあける必要が出てきました。
オユ12は、出来た当座は、水抜きの穴がドアーに空いていなかったようですが、晩年の写真は、開けられているようです。いつごろから?全部、それとも一部?そのあたりはよくわかりません。とにかく晩年の写真には空いているので、こちらもあけることにしました。 裏側からハイトゲージで下から1.5mmに筋を引き、両端から1.5mmのところへスリットのエンドの位置をケガキます。これを、彫刻機であけるのですが、このまま締め付けるとドアーがへこんでしまうので、スペーサーを入れて締め付ける訳です。
以前クモニ83の荷物ドアーの取り付けの時に作った桐板の治具が使えるかと思ったのですが、高さが高く彫刻機の当て板にうまくつけられません。そこで、3tベークライト板から、スペーサーを作りました。 これなら、機械の当て板に付きそうですし、硬いので、つぶれる心配もありません。これを写真のように荷物ドアーにはめます。
こんな具合に。
さて、これを機械にセットして、穴をあければいいのですが、機械をまわすと結構大きな音が出るので、明日の昼間に作業をすることにしました。
そこで、残った時間で、オハフ45とオユ12の妻板の手すりを付けましょう。手すりは0.3∮の線を曲げて作りました。 オユ12も一緒に付けました。
ハンダ付けします。高さを一定にそろえるため、1.0X0.4の帯を差し込んでハンダ付けします。
手すりのハンダ付けが、全部終わったら、最後にテールライトケースも付けてしまいましょう。
これで、塗装前に幌釣りを接着して、塗装後に、渡り板と幌を付ければ良い筈です。
では、次からは、車体の組み立てに移ります。その前に、客ドアーを探して来ないと…。
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オユの荷物扉水抜き穴は、私は省略して組みましたが、これが表現されていると実感的で良いですね。
こういう加工に彫刻機は便利ですね。
投稿: 平機関区 | 2013年2月 2日 (土) 18時50分
平機関区様
そうなんですよ。
この方法は、うちのおっさんが考案した方法で、彼が作ったオユ10が最初です。現在休止している、クモニ83もこの方法で抜いています。
ただし、金型の仕事が入っていると、途中で外せないので、空いている時を見計らってやらなければならないので、予定が詰まっていると困ります。
投稿: 工房5丁目 | 2013年2月 3日 (日) 00時00分