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2013年8月12日 (月)

機械の修理

 長年、働いている自動旋盤ですが、駆動のVベルトの寿命が来てしまったので、交換することになりました。機械はミヤノS25型年式としたらもう40年位前のものですが、今なお現役です。
 まずはじめに、2個のオーバーカットのロッカーアームを外します。続いて、電源コードを外して、モーターを下します。Sagyoukaisi
 モーターを下したところ。次にオーバーカットの枠を取り外しスピンドルを外さないとVベルトが取れません。一応全部外しますが、今回はさらにクラッチのベアリングを交換しなければなりません。Moteroff_3 主軸を下します。オイルポンプのベルトとVベルトを外します。主軸のベアリングケースがしっかりはまり込んでいるので、上からひっぱりあげます。Spindoloff 主軸が外れたら、クラッチの取り外しをします。クラッチシャフトを外すのは、初めてなので、部品図を見ながらパーツの状態を確認して、外します。この機械はすでに、メーカーにパーツが無いので、パーツ供給の可能性がありません。ミヤノ自体が、シチズンに買い取られてしまったのも、さらに追い打ちをかけています。Clutchoff カム軸駆動ギヤーを外して、ベアリングカバーを取りました。反対側に回って、クラッチレバークラッチシャフトを外しました。ここに見えるベアリングを交換します。Clutchoff02 この後、クラッチ軸を、叩いて抜き取りました。クラッチ軸が、全部外れました。Clutchoff03_2 ベアリングを、取り寄せるのに3日ほど掛かりました。その間に注文が忙しくなり、組み付けをするのに、2日ほどロスタイムになりました。外したベアリングが見えますが、外側のリングがまだ嵌ったままなので、これを抜き、新しいのを嵌める道具を作りました。このベアリングは、写真でもわかるように、ローラーがテーパーになっていて、両側から、挟み込んで位置が決まるようになっています。
 さて、部品もそろったので、組み付けに移りますが、ベアリングがなかなかうまく入りません。そこでベアリングを打ち込む道具も作りました。何とか組み付けができました。Clutchsetup01 ここまでできたところで、主軸を組み付けます。ベルトをメインプーリーに掛けて主軸台に乗せて。主軸押えで固定します。Spindlsetup01 あとは取り外した時と逆手順で、組み立てて行きます。オーバーカットの枠を乗せて、モーターを乗せます。 Motersetup01 オーバーカットのロッカーアームをつないで、修理は完了。ギヤーケースのオイルシールが無いので、ギヤーオイルは入れてありませんが、試運転をしてみます。
 とりあえず、異常が無い様ですね。ベアリングを交換したのでとても静かになりました。Completion01_2 残るは、オイルタンクのシール待ちです。シーリング材が来たら、ギヤーオイルを入れれば、修理作業は終わりです。また、しばらく元気で動いてくれそうです。
 

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コメント

 最近のブラックボックスと違い、構造がよくわかりますね。
白熱電球のスタンドに時代を感じます。

 壊れるところは、何とか交換できるし、万一の場合は、作ってしまい刃何とかなります。最近のNCマシンはそうはいかないので、機械部分は壊れていなくてもコンピューターを多用している操作部がダメになると、使い物にならなくなってしまいます。
 おおむね電子部品は10年で製造中止になってしまいますから、1000万位する機械が結果10年しか持たないことになってしまいます。
 こういう機械は、そろそろ博物館入りするようですね。

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