いいものを付けよう。 雲仙・西海
一度は、完成と思いましたが、いいものを付けたくて、急遽改造をすることにしました。それは、これを付けてみようと思ったから。
天賞堂で高級バージョンの「はと」を作った時に付けられていたガーランドベンチレーターです。中身は…。 本体部分、中のフィン、丸型台座がダイキャスト製。底板と角型台座が真鍮製です。全部で10個分。売価2,100円なので、1個当たり210円也。
組み立て説明書。 ということで、スハ43系とオハ35系で台座を換えるようですね。
取り敢えず、仮組をしてみました。 見た感じは、結構実感的です。ただ、面倒なのは、取り付けです。ひっくり返してみると、
2本足です。さて、どうするか?適当にケガイてやると、絶対うまくいかないので、穴を開ける治具を作りましょう。0.8t真鍮板(床板の切り落とし)に中央に2.0∮ベンチレーターの足芯間4.0mmに0.7∮の穴を開け、2.0∮の穴には、2.0∮の真鍮線を植えて、ベンチレーターの中心を決める様にします。こんなもの。
これを、元のベンチレータの穴に挿して車体の中心を見ながら位置を決めます。
穴の両脇には、中心線を、ケガキ、その線を穴からのぞきながら位置を決めて、穴を開けます。
こうして、開けた穴。
やっぱり合わないので、穴を片側0.8∮、もう一方を0.9∮に調整しました。
ベンチレーターは、つき出しピンのバリを取りながら、瞬間接着剤を使って組み立てていきます。 必要数は8個ですが、予備として、全部組み立てておきましょう。と思ったら、底板が1枚不良でした。
ためしに、屋根に載せてみました。
やっぱり、実感的ですね。キットに入っていたものより格好がいいです。これで、1個210円が高いか、安いか判断が分かれるところではありますが…。
渡り板も置いてみて。これでいよいよ塗装になります。天気がいいことを祈ります。
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こんな豪華なベンチレーターがあったんですね。
それにしてもキャンバス屋根なら切妻でも丸屋根でも断面は同じかと思ってました。
投稿: brass_solder | 2013年9月26日 (木) 22時02分
お見事です! ここまで作ったのなら、みんなつないでじゃつまらない。 良さが伝わらないですよ。 1両をよ~く見てもらえるように、博物館のように展示した方が・・・(笑)。
投稿: OER3001 | 2013年9月26日 (木) 23時27分
その昔、ピノチオの客車キット(1両980円)を組み、ガラベンはカワイのプレス組み立て式を奮発しました。
本体と付属品の金銭的バランスは、なかなか難しいです。
投稿: モハメイドペーパー | 2013年9月27日 (金) 00時08分
brass_solder 様
あったんです。ただ、売っているところが、ここですから、今は在庫切れらしいですが。
確かにオハ35系とスハ43系の屋根高さは違っているようです。私も初めて知りました。
OER3001 様
会場配置図によると、とな会の前に、作品展示ヤードを設けるそうです。
モハメイドペーパー様
確かに、バランスは肝心です。元のキットが安くても、それなりに手間を掛けてしまうと、キットの添付パーツでは飽き足らなくなってしまいます。そのあたりは常に悩みどころです。
投稿: 工房5丁目 | 2013年9月27日 (金) 00時23分