さて、うちの店の在庫品のTOMIX製がEF66が3台の骨底つことが判明しました。検査の結果、同じようにジョイントが割れていたものがありました。このままでは、お客様に売れなません。メーカーには、善処願いたいところです。
仕方ないので、1台自家用にすることで、対処しようと思います。
とりあえず、クラックの入っているジョイントカップリングを作ればよさそうです。某社のプラ製中空軸が、ちょうど使えそうなので、とりあえず、試作を作りました。
これなら何とかなりそうなので、量産に移ります。パーツには、2φの軸に留まるように、1.9φの穴が開いています。これにボールジョイントが入る様に、3.1φの穴を、途中まであけます。

問題なのは、ジョイントのすり割りを切ることです。これは冶具を作って切ることになります。12φの黄銅の残材に4φの穴をあけて、途中まで、フライスで削り落として冶具にしました。

幸いにも、材を押し込んだだけで、固定できたので良かったです。片側を切ったところで、冶具に1φのピンを植えて、切込みを差し込んで180°反対側を切りました。
出来上がり。30台分うまい具合に完成しました。
これでうまくいったと思いましたが、ここまで来て、とんだ落とし穴があったことに気が付きました。これが無駄になる落とし穴とは。この続きは、関東合運の後で…。
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